本校は,「地域が教室」を合言葉に,「本物」に触れる機会を大切にするため積極的に校外に学習の場を設けています。「本物」に触れることで,児童生徒にとって魅力的で,より多くのことを学ぶことのできる学習の場となっています。「地域が教室」となった学習活動のうち,いくつかをご紹介します。


 小学部
 
 さつまいも苗購入・苗植え

 5月20日()にコイケ種苗店さんに行って、さつまいもの苗と野菜や花の種を買いました。さつまいもの苗は6年生の代表児童2名が買いました。また、2年から6年生の代表児童がクラスの畑に植える野菜の苗を探したり、プランターに植える花の種を選んだりしました。
翌日の5月21日()はさつまいもの苗植えをしました。100本の苗を4つのグループに分かれて植えました。事前に教えてもらった「苗を立てずに寝かせること」「向きは学校の方」などのやり方を覚えて植える児童もいました。雨が降りそうなあいにくの天気でしたが、みんなで協力して苗植えを行ったことで、とても早く終えることができました。
 の収穫に向けて、水やりや草取りなど畑の世話も頑張ります。



 ぶどう狩り

 9月24日(木)、爽やかな秋晴のもと、農業科学館へぶどう狩りに行ってきました。3〜5年生は秋を感じながら歩いて行きました。ぶどうを採る際には、両手で房をしっかりと押さえ、落とさないように気を付けました。採れた際には「ぶどう、採れました」と、うれしそうな表情で話しました。ぶどうはとても甘みが強く、夢中になって食べる姿も見られました。収穫後は、色とりどりの花が咲いている農業科学館敷地内を散策し、全身で秋を感じられる一日となりました。

 カレンダー配布校外学習

 12月17日〜18日、いつもお世話になっている地域の方々へ、児童が制作した手作りカレンダーを直接お届けしました。
 1年生は大川西根地区の小学校や保育園等へ、2年生は内小友地区の小学校や保育園等へ、3・4年生は花火通り方面の事業所へ、5年生は大曲駅等へ、6年生は市役所や図書館等へ配布しました。1年生は初めてのカレンダー配布学習でしたが、相手の顔を見てしっかりと手渡すことができました。6年生は、老松市長さん、吉川教育長さんにお会いし、今年のカレンダーのテーマや制作で頑張ったことを説明しながら、お届けすることができました。
 たくさんの方々から「手作りカレンダーを毎日楽しみにしています」「ありがとうございます」と言ってもらい、児童も職員も温かい気持ちになりました。





      
 
 中学部
  クリーンアップ@

 5月14日、今年度のクリーンアップ活動がスタートしました。身近な環境に関心をもち、地域の中で自分たちができることに取り組むことを目的にして、総合的な学習の時間に今年度は8回行う予定です。
 第1回目は、学校周辺の西根地区、雄物川河川敷、丸子川沿いの遊歩道の3か所に分かれて行いました。初めて参加した1年生は緊張した様子で出発しましたが、たばこの吸い殻や小さい紙ごみを拾いながらゴールの花火大橋までしっかりとした足取りで進みました。2年生は広々とした河川敷を縦横無尽に探しまわり、3年生はこれまでの経験から駐車場にごみが多いことを知っていて、入念に拾っていきました。「今年はペットボトルが多い」「同じジュースのペットボトルが多いのは同じ人が捨てたのかな」などのつぶやきが聞こえました。それでも、全体的にごみは少なく、本校のこれまでの取組の成果が表れているのではと思いました。
 風はやや強かったのですが、気持ちよい青空の下、久しぶりにのびのびと体を動かせ、よい活動になりました。



  2年 あぐりスクール

  今年の2年生の生活単元学習は,種まき,育苗そして苗を植え育て,米を収穫するという 「米米プロジェクト」を4月から始動し,現在はミニ田んぼやバケツへの苗植えを済ませ,順調にすくすくと稲が成長しています。「米米プロジェクト」の一環として,JAおばこさん,全農あきたさんのご協力の下,あぐりスクールを行いました。地域の進藤公雄さんの田んぼをお借りして,田んぼの中の水生動物,田んぼのあぜ道などの昆虫や動植物を採取し,講師の方の説明を聞きながらじっくり観察していく中で,水田が育む自然の豊かさについて実感しました。説明を聞き,生徒達からの質問もたくさん出るなど米作りに大切な環境について学ぶよい機会となりました。


  わくわく販売会

 11月27日、しゅしゅえっとまるしぇ、タカヤナギイーストモール、スーパーマーケットよねやとまき店、大仙市役所、校内の5か所でわくわく販売会を開催しました。販売会に向けて、先日の作業学習週間では丁寧な製品作りをしてきました。自分たちの頑張りを伝えられるように、ラッピングや商品説明の練習をして販売会当日を迎えました。
 たくさんのお客様が足を止めてくださり、「いらっしゃいませ」「こんにちは」の挨拶が自然に出るようになりました。直接お客様と触れ合えたことで、今後の学習への意欲が高まりました。地域の方に作業学習や作業学習製品のことを知ってもらうよい機会となりました



  中学部3年校外学習

  11月26日(木)、27日(金)の2日間に渡り、せんぼく校の3年生と一緒に修学旅行に替わる校外学習に行ってきました。“GO TO SENBOKU DAISEN”と題し、一日目は仙北市に、二日目は大仙市に行ってきました。
一日目の角館樺細工伝承館では桜皮を用いて各々がデザインを工夫してコースターを制作し、安藤醸造では蔵の内部に入って醤油の元になる「たまり」の製造過程を直に目にしました。
二日目の小松煙火工業では花火玉が完成するまでの工程を見学した後、模擬の花火玉の製作体験をしました。午後は、はなびアムを訪れて花火の打ち上げを大画面で鑑賞し、その迫力に圧倒されました。
 この二日間の見学や体験を通し、地域が誇る文化や伝統に触れ、仙北市や大仙市のよさを再認識する貴重な機会となりました。





 高等部
 勝手に大仙観光局

 高等部2年生の生活単元学習では、『勝手に大仙観光局』というテーマで、大仙市のソウルフードである“大曲カレー旨麺”をPRする学習を行っています。
 6月19日(金)には、「大曲カレーう〜めん同好会」の樫尾さんに来校していただき、大曲カレー旨麺の歴史や同好会の活動について教えていただきました。
 サプライズ企画として、大曲カレー旨麺の試食会も行われ、生徒たちは美味しそうに麺を口に運んでいました。

 



 71()、高等部2年生は“大曲カレー旨麺”をPRする学習の一環として、大曲駅前の「和ダイニング富士」と「レストランひかり」を訪問し、カレー旨麺を食べてきました。
 それぞれのお店の味を知ったり、お店の人にインタビューしたりして、PRするための情報を集めることができました。
 今回収集した情報を交えながら、720()に校内でPR活動をする予定です。



  農園芸班校外学習

 8月27日には、営農家の小松瑞穂さんの畑や作業場を見学に行きました。畑の広さや栽培・出荷している野菜の多さに、生徒達はとても驚いていました。また、「常に新鮮でおいしい野菜を地域の方々に食べてもらいたい」という気持ちから、天候や体調に関わらず仕事に向き合っているという小松さんの言葉に、仕事に対するプロの心構えを感じている様子でした。また、中仙にある豆腐店佐藤食品さんにもおじゃましました。初めての試みとして、作業学習で栽培した枝豆を使った豆腐を作り、商品化を目指しています。生徒達が食感や枝豆の量についてアイデアを出し合い、それを佐藤食品さんに取り入れていただきながら、おいしい枝豆入り豆腐が作れるよう、改良していく予定です。いずれは、販売し、地域の方々に食べていただけるよう引き続き、作業学習に取り組んでいきたいと思います。



 絆プロジェクト

 「絆プロジェクト@私たちが地域の保育園のためにできること」として、1年生は大川西根保育園、2年生は大曲南保育園、3年生は内小友保育園で環境整備を行ってきました。毎年、冬に交流していましたが、今年は秋と冬、2回の交流を計画しています。1回目の今回は園児に喜んでもらえるように、大川西根保育園ではさつまいもの蔓取りと窓清掃を、大曲南保育園では花壇や畑等の除草を、内小友保育園では窓清掃や除草を、それぞれ一生懸命に行いました。


 農園芸班 出張販売会

 1017()にイーストモールで販売会を行いました。今回販売したのは、学校の畑で栽培したネギと4色のニンジン、大根、枝豆豆腐です。枝豆豆腐は高等部農園芸班で育てた枝豆の粒がそのまま入っている珍しい豆腐で、有限会社佐藤食品のご協力で加工していただきました。また、豆腐の固さや豆の形、商品名である「えだ子とまめ男の元気が出るとうふ」を生徒たちが考えました。販売会では、接客に緊張している様子が見られましたが、販売開始から次々と商品が売れ、大きな声で挨拶や呼び込みをしていました。無事に完売したことで大きな達成感と自信を得ることができました。